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トーセイ、川崎の1983年築のビルを再生

「溝の口トーセイビルII」外観

 トーセイ(株)は3日、「溝の口トーセイビルII」(川崎市高津区)のバリューアップを実施したと発表した。

 同物件は、大小の会議スペースや講堂、食堂などを備える研修所として、大手メーカーが建設し使用していたもの。東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅徒歩10分、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅徒歩12分に立地。敷地面積5,152.28平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階建て、延床面積7,004.82平方メートル。1983年10月竣工。

 同社が空きビルとして取得し、事務所として利用できる物件にバリューアップした。エントランスやラウンジのデザイン性を向上させ、中庭の植栽は植え替えを実施。元食堂だったスペースはフリーアドレスの執務空間とした。

 また、LED照明の導入や空調設備の更新などにより、省エネルギー化を推進。エレベーター内には防災キャビネットを設置した。

フリーアドレスの執務空間


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