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第10回澄和Futurist賞、浅田次郎氏らを選出

 (一財)澄和(理事長:村石久二氏)は8日、「第10回澄和Futurist賞」の受賞者を発表した。

 同賞では、平和をテーマとした取り組みを長年継続している個人または団体を表彰している。

 「澄和Futurist賞」に小説家の浅田次郎氏、現代美術家の奈良美智氏、原爆の図 丸木美術館を選出した。
 浅田氏は、『鉄道員(ぽっぽや)』をはじめ、近作『母の待つ里』など幅広いジャンルで人間ドラマを描き続ける一方、戦争文学への取り組みを使命とし、ペンの力で平和を希求している。
 奈良氏は、見る人にさまざまな感情を呼び起こし、中には社会への強い問いを投げ掛ける作品で世界中に影響を与え、「NO WAR」「NO NUKES」など反戦や脱原発をテーマにした作品でも知られている。
 「原爆の図 丸木美術館」は、故・丸木位里・俊夫妻が原爆投下直後の広島を描いた「原爆の図」を58年にわたり展示している。

 「Next Futurist奨励賞」は、アーティストの瀬尾夏美氏に決定。東日本大震災でのボランティア活動を機に、被災した人々に寄り添い、話を聞きながらその記憶を後世に残す活動に取り組んでいる。

 表彰式は10月27日に東京會舘(東京都千代田区)において執り行なう。


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