（株）東京カンテイは9日、2025年9月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,730万円（前月比1.5％下落）となり、再び下落した。地域別に見ると、東京都が5,740万円（同4.0％下落）と下落。神奈川県は5,173万円（同2.0％上昇）と上昇が続いている。千葉県は4,003万円（同2.7％下落）と3ヵ月連続で下落。埼玉県は3,975万円（同0.8％下落）と下落した。
近畿圏は平均3,791万円（同3.2％上昇）と、5ヵ月ぶりに上昇に転じた。主要府県別では、大阪府が4,174万円（同6.5％上昇）と3ヵ月ぶりの4,000万円台に。兵庫県は3,861万円（同5.3％上昇）と上昇。京都府は4,167万円（同3.5％下落）と前月の反動もあり下落した。
中部圏は3,395万円（同2.4％下落）と連続で下落。愛知県は3,557万円（同3.4％下落）だった。
宮城県は3,713万円（同4.1％上昇）と再び上昇。福岡県は3,621万円（同1.4％下落）だった。