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ミサワホーム、青森駅近くの再開発事業に参画

「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」完成イメージ

 ミサワホーム(株)は、「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」(青森県青森市)を進めている「本町一丁目2番地区市街地再開発準備組合」(理事長:齊藤丈士氏)と、事業協力に関する協定を6日に締結したと発表した。同社は2015年に設立された「青森市本町一丁目2番地区まちづくり協議会」に東北ミサワホームと共に事務局として参画。地権者との協議を重ねてきた。

 計画地はJR「青森」駅徒歩17分。青森ねぶた祭の運行コースに面しており、国内外の観光需要も取り込み観光客等でにぎわう交流拠点となる機能や、若年層や子育て世帯・シニア層が安心して快適に暮らし続けられる機能などを併せ持つ複合施設を建設する計画。

 敷地面積は約0.5ha。延床面積は約1万1,550平方メートル。共同住宅・商業施設・駐車場で構成する。同社のまちづくり事業「ASMACI(アスマチ)」ブランドとして展開する予定で、周辺地区を含むエリア一体の利便性向上と若年層の子育て世帯の流入促進のため、子育て支援機能や生活利便性施設の誘致を検討している。

 また、分譲マンションに健康増進機能を設けることで、青森市民の長寿命化への貢献を図るほか、青森ねぶた祭の運行コースにふさわしい、多様な人々が交流しにぎわいを創出する機能を設ける予定。

 28年に着工、30年に竣工する予定。


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