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大和ハ、埼玉・加須で延床12万平米の大型物流施設

「DPL加須」の完成予想図

 大和ハウス工業(株)は15日、大型マルチテナント型物流施設「DPL加須」(埼玉県加須市)を着工したと発表した。埼玉県内での同社開発の物流施設として59棟目となる。

 東武伊勢崎線「鷺宮」駅まで約2.2kmの「加須川口工業団地」内で開発。東北自動車道「加須」ICまで約3.7kmと、埼玉エリアだけでなく東京や東北地方への中継物流として期待できる。敷地面積は5万1,095.57平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造・鉄骨造(危険物倉庫)で耐震構造地上5階建て。延床面積は12万1,135.75平方メートル。賃貸面積は9万9,203.90平方メートルで、最低区画面積は約6,000平方メートル、最大10テナントに賃貸可能。1平方メートル当たりの床荷重は1.5t、梁下有効高5.5m。

 各フロアに直接アクセスできるダブルランプウェイを採用し、構内混雑や接触リスクを低減。従業員専用の保育施設やラウンジを設置してテナント従業員の働きやすさを整備した。太陽光発電システムの搭載などによりBELSの5つ星、Nearly ZEB以上の基準達成を目指すなど、環境負荷の低減も図っている。

 竣工は2027年12月15日を予定している。


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