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東急不、ニセコに醸造所を備えた料飲施設

「ALPEN NODE」完成イメージ

 東急不動産(株) と東急リゾーツ&ステイ(株)は15日、両社が運営するオールシーズン型マウンテンリゾート「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」に、新施設「ALPEN NODE」を、12月に開業すると発表した。

 2023年に閉館したホテル「ニセコアルペン」の敷地の一部を活用し、暫定的なベース施設として建設する。昨年冬にスキー場のメインとなる「エースゴンドラ」が開業したことでゲストが増加傾向にあるが、料飲施設をはじめとするベース施設の不足が顕在化していたため、建設を決定した。

 (株)トランジットクリエイティブおよび(株)トランジットオペレーションサービスがプロデュースする、ビールを醸造するブリュワリーと、できたてのビールを楽しめるビアホール型のレストランを核とする。併設するレストランはゆったりと食事が楽しめるダイニングエリアと、カジュアルに交流のできるバーエリアに分け、合計約240席+スタンディングエリアを備える計画。客席にはDJブースや大型サイネージなどを完備し、冬の昼食時のレストラン需要に応えるとともに、ナイトタイムも営業することで、滑り終わった人や近隣に宿泊している人がお酒や音楽を楽しめる設計とする。また、冬のスキーシーズンだけでなく夏のグリーンシーズンについても、施設内のショップを含め営業する予定。


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