パナソニック(株)は16日、「全国防犯意識調査2025」の結果を発表。9月19~25日に、日常的に防犯への意識がある全国の20~60歳代の男女計4,700人を調査した。
現在防犯対策をしているかの質問では「しっかり対策している」「少し対策をしている」の合計は69.2%で、約7割が防犯対策を実施しているという結果に。都道府県別に見ると、「しっかり対策している」の回答が多かったのは「富山県」(23.0%)、「大阪府」(22.0%)、「茨城県」・「高知県」(21.0%)。
自宅の防犯対策をしようと考えた理由については、「犯罪や事件などのニュースを見て怖くなった」(82.3%)が8割を超えてトップ。以下、「近所で空き家などの被害があった」(15.2%)、「家族・友人・知人・親戚からのアドバイス」(12.7%)、「SNSの情報」(11.5%)と続いた。
宅配便の置き配に懸念があるかを聞いたところ、「かなりある」(24.0%)、「少しある」(43.1%)と、約7割の人が懸念を示す結果に。心配な点については、「盗難・紛失の不安」(85.6%)、「宅配されたものの破損」(52.8%)、「不在と悟られる」(46.3%)の順に。