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堺市でPark-PFIと商・住の複合開発

「水賀池公園」の完成イメージ。画像左の建物が「デュオヒルズ水賀池公園ヴェリテ」

 (株)フージャースコーポレーションは16日、南海不動産(株)・大阪ガス都市開発(株)と共同で進めている「堺市中区水賀池公園整備事業」(堺市中区)において、分譲マンション「デュオヒルズ水賀池公園ヴェリテ」(総戸数323戸)を開発すると発表。マンションギャラリーの案内を開始した。

 同事業は、Park-PFIによる公園整備と、市有地の活用事業で構成。分譲マンションと商業施設、Park-PFIによる公園を一体開発する日本初のプロジェクトだという。開発面積は約6.5ha、街区の中央に配置する公園に芝生広場やドッグラン、多目的広場、親水施設を設けて地域のイベントや交流を促す施設とするもの。商業施設にはイオンタウンを誘致、地域の憩いの場の整備を目指す。

 今回発表した分譲マンションは、南海泉北線「深井」駅徒歩3分で敷地面積は8,116.14平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造15階建て、延床面積は2万5,944.92平方メートル。専有面積は54.40~110.10平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。11月下旬に販売開始をする予定で、販売戸数および価格は未定。

 南、東、西向きの住戸配置として採光と通風に配慮。エントランス正面には広場を設けて開かれた空間を形成する。また、スケールメリットを生かして2層吹き抜けのエントランスホールやアウトドアグッズを借りられるシェアガレージ、スタディルーム、ゲストルームなど多彩な共用施設を用意している。

 事前反響は県内だけでなく、全国から500件超を得ているという。


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