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緑化技術コンクール、積水ハなどが国交大臣賞

国土交通大臣賞を受賞した「赤坂グリーンクロス」

 (公財)都市緑化機構は17日、24回目となる「緑化技術コンクール」の受賞者を発表した。同コンクールは「緑の都市賞」「緑の環境プラン大賞」と合わせて「都市の緑3表彰」として実施しているもの。2002年に「屋上・壁面緑化技術コンクール」にスタートし、昨年度から現名称になった。

 最高賞に当たる「国土交通大臣賞」には、積水ハウス(株)・日本生命保険相互会社らによる「赤坂グリーンクロス」(東京都港区)が選ばれた。駅まち一体開発と総合設計制度を活用し、公開空地、輻射熱抑制など多様な植栽構成の壁面緑化を施し、超高層ビルの壁面緑化ファサードと意匠・構造・設備と融合した高度な緑化技術が高く評価された。国土交通大臣賞はもう1点、大阪・関西万博の「大屋根リング」(大阪市此花区)が選ばれ、(公社)2025年日本国際博覧会協会や建築家の藤本壮介氏らが受賞した。

 環境大臣賞は「HARUMI FLAG」(東京都中央区、三井不動産レジデンシャル(株)他)、「石神井公園駅~大泉学園駅間の高架下広場」(東京都練馬区、西武鉄道(株)他)。このほか日本経済新聞社賞に「虎ノ門ヒルズステーションタワー・グラスロック・江戸見坂テラス」(東京都港区、森ビル(株)他)など、都市緑化機構会長賞に「聖蹟桜ヶ丘北地区既存堤防の護岸に資する超緩勾配盛土整備と緑地の創出」(東京都多摩市、東京建物(株)他)などが選ばれた。


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