野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は16日、2025年8月期決算を発表した。
当期(25年3月1日~8月31日)は、営業収益437億1,000万円(前期比1.4%増)、営業利益185億6,100万円(同1.2%増)、経常利益160億9,900万円(同0.7%増)、当期純利益161億300万円(同0.7%増)。利益超過分を含む1口当たり分配金は3,542円(同89円増)となった。
期中、5物件を取得し、14物件を譲渡。期末のポートフォリオは285物件、取得価格合計は1兆995億5,700万円となった。東京圏への投資比率は83.2%、総賃貸可能面積は約219万8,877平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は99.2%と、前期末の水準を維持した。
次期(26年2月期)は、営業収益414億4,300万円、営業利益159億8,200万円、経常利益133億7,800万円、当期純利益134億1,100万円、利益超過分を含む1口当たり分配金3,624円を見込む。