(公財)不動産流通推進センターは20日、2025年9月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
同月の新規登録件数は31万6,431件(前年同月比6.3%減)と18ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は5万4,844件(同12.6%増)と11ヵ月連続でプラス。総登録件数は79万6,656件(同7.9%減)と16ヵ月連続のマイナスとなった。
売り物件は、新規登録件数が12万3,730件(同0.6%増)とプラスに転じた。成約報告件数は2万2,812件(同39.1%増)と11ヵ月連続でプラス。総登録件数は42万7,413件(同0.5%増)と40ヵ月連続のプラスとなった。
賃貸物件の新規登録件数は19万2,701件(同10.3%減)と43ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は3万2,032件(同0.9%減)で2ヵ月連続のマイナスに。総登録件数は36万9,243件(同16.0%減)と37ヵ月連続のマイナスとなった。
売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万9,486件(同0.1%減)。このうち、専属専任媒介が1万2,152件(同1.6%増)、専任媒介が4万2,362件(同0.3%減)、一般媒介が2万4,972件(同0.5%減)だった。
成約報告では、媒介契約が1万7,508件(同28.4%増)。内訳は、専属専任媒介が3,194件(同25.7%増)、専任媒介が1万1,895件(同31.0%増)、一般媒介が2,419件(同19.8%増)。