三井不動産レジデンシャル(株)は20日、(株)フルタイムシステム、(株)PacPortの両社と共同で、新たなDXロッカーシステムを開発したと発表した。
このシステムでは、マンション1階の共用宅配ロッカーと各住戸玄関前の居住者専用宅配ロッカーをクラウド連携し、一元管理。双方の空き状況をリアルタイムに把握し、居住者専用宅配ロッカーに空きがある場合には、そちらに宅配事業者を案内する。これにより再配達を減らし、居住者の利便性向上と、物流業界の人手不足や環境負荷低減に寄与する。
三井不動産レジデンシャルが開発し、5月に竣工した分譲マンション「パークコート北青山」(東京都港区、総戸数28戸)に初めて採用。効果を検証しながら、今後、同社の新築マンションへ順次導入していく。