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7~9月の首都圏既存M成約は前年比4割増

 (公財)東日本不動産流通機構は20日、2025年7~9月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 首都圏中古(既存)マンションの成約件数は1万2,007件(前年同月比40.6%増)と、4四半期連続で前年同期を上回った。地域別に見ると、東京都が6,516件(同44.4%増)、埼玉県1,344件(同41.5%増)、千葉県1,306件(同21.2%増)、神奈川県2,841件(同42.3%増)となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は85万1,800万円(同11.0%上昇)で、21四半期連続の上昇。平均成約価格は5,341万円(同9.0%上昇)となり、12年10~12月期以降、52四半期上昇が続いている。

 既存戸建ての成約件数は5,368件(同54.3%増)と、7四半期連続で増加した。平均成約価格は3,904万円(同0.6%下落)となり、ほぼ横ばいながら3期連続の下落となった。


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