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川崎・登戸に介護付有料老人ホーム/住林G

「グランフォレスト登戸」外観

 住友林業(株)の全額出資子会社のスミリンフィルケア(株)は21日、介護付有料老人ホーム「グランフォレスト登戸」(川崎市多摩区、居室数78室)を11月1日に開設すると発表した。

 JR南武線・小田急線「登戸」駅徒歩18分、JR南武線「中野島」駅徒歩10分に立地。敷地面積1,497.76平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積3,336.60平方メートル。事業主はJR西日本不動産開発(株)、施工はコーナン建設(株)。施設運営はスミリンフィルケア。スミリンフィルケアの既存施設「エスペランサ登戸」と近隣の「エスペランサ川崎」の入居者の一部が移る。

 居室面積は18.24平方メートル。ベッドセンサーから得られる情報を介護者がパソコンやスマートフォンで確認できるICT見守りシステムを導入。つまずきによる転倒などを防ぐため、溝が少ないフローリングを採用している。また、建具や家具は各階で色分けし、識別のしやすさを向上させた。

 1階に食堂、エントランス正面に散策路、屋上には園芸を楽しめる庭園を設置している。

 なお、「グランフォレスト登戸」の新設を機に、スミリンフィルケアの有料老人ホームのもう一つのブランドである「エスペランサ」を「グランフォレスト」に統合する。


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