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プロロジス、愛知・岡崎で大規模物流開発PJ

「プロロジス岡崎プロジェクト」完成予想図

 プロロジスは22日、先進的物流施設集積拠点「プロロジス岡崎プロジェクト」の開発が決まったことを明らかにした。三河地区最大の物流ハブとなる見込み。

 岡崎市は人口約38万人で、愛知県内の中核都市の一つ。自動車産業や輸送機械・生産用機械などの製造業が集積しているエリア。市が東名高速道路に接する約63haで新たな工業団地「阿知和地区工業団地」の整備を官民連携で進めており、同社は同団地初の進出予定企業に選定されていた。

 同プロジェクトは開発面積約18万平方メートル、複数の物流施設を開発していく計画。開発予定地は強固な地盤を持っており、ハザードマップ上でも水害・浸水リスクが極めて低いため、防災性や事業継続性の観点からも優れているとされる。敷地内には特別高圧電力を受電予定で、大規模なマテリアルハンドリング設備や自動倉庫の導入など、大容量電力を必要とする用途に対応することも可能。マルチテナント型・BTS型物流施設をはじめ、製造機能への対応も行なっていく。

 2028年に1棟目の着工を予定する。


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