(株)東京カンテイは23日、2025年9月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
首都圏は6,018万円(前月比2.2%上昇)と14ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都は9,302万円(同2.4%上昇)と17ヵ月連続のプラス。神奈川県4,021万円(同1.0%上昇)、埼玉県3,028万円(同0.3%上昇)、千葉県2,821万円(同0.3%上昇)と、いずれも前月に引き続き上昇している。
近畿圏は、主要エリアがそろって強含んだために3,191万円(同0.5%上昇)と4ヵ月連続で上昇。大阪府は3,725万円(同0.8%上昇)と昨年末からの上昇基調が継続し、兵庫県は2,486万円(同0.4%上昇)となり連続上昇となった。
中部圏は2,333万円(同0.5%減)。愛知県は2,458万円(同0.4%減)と、いずれも減少した。
主要エリアの動向を見ると、首都圏では東京23区が1億1,034万円(同2.9%上昇)と17ヵ月連続で上昇した。都心6区は1億7,550万円(同3.1%上昇)と、32ヵ月連続で上昇。城南・城西6区は9,081万円(同0.7%上昇)、城北・城東11区も7,010万円(同1.0%上昇)と、いずれも上昇が続いている。
近畿圏は大阪市中心6区が8,456万円(同1.3%上昇)と21ヵ月連続で上昇。名古屋市中心3区では3,837万円(同1.2%減)と2ヵ月ぶりに下落した。