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日本GLP、福岡・粕屋町の物流施設を着工

「GLP福岡ICプロジェクト」のイメージ。着工したIは手前

 日本GLP(株)は23日、物流施設「GLP福岡IC I」(福岡県糟屋郡)を着工したと発表した。

 同社が粕屋町大隈西土地区画整理事業地内で開発を進めている、同一敷地内に3棟の先進的物流施設(総延床面積最大15万平方メートル)を整備する「GLP福岡ICプロジェクト」の初弾で、リピートカスタマーの専用施設となる。

 福岡高速4号粕屋線と九州自動車道の結節点である「福岡」ICから約800mの至近距離に位置し、九州全域への広域配送に適した立地となる。JR香椎線・JR篠栗線「長者原」駅から約1kmに位置し、公共交通機関を利用した通勤も可能なことから、人材確保面でもメリットがあるとしている。

 敷地面積は約4万3,000平方メートル。建物はRCS造(柱:鉄筋コンクリート造、梁鉄骨造)ボックス型の地上4階建て。免震構造を採用することでBCP性能を備えている。延床面積は約9万6,000平方メートル。CASBEE認証およびZEB認証の取得を予定している。

 竣工予定は2027年7月末。


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