不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

帯広駅「旧長崎屋」跡地で再開発PJ/フージャース他

 (株)フージャースコーポレーション、(株)エスコン、北海道旅客鉄道(株)は24日、帯広駅南口再開発プロジェクトにおいて、住宅街区の事業主に決定したと発表した。

 JR「帯広」駅前の大型商業施設「長崎屋帯広店」は、2024年3月に完全閉館し、その敷地を(株)登寿ホールディングスが取得。2万5,000平方メートルの敷地に、高層分譲マンションやホテル、商業施設などを含んだ街区づくりを行なう。街区中央部には広場を展開し、近隣・地域住民が使用できるパブリックスペースを計画する。

 新築分譲マンション「(仮称)帯広市西5条南12丁目計画」(総戸数185戸)は、鉄筋コンクリート造地上14階建て、2LDK~4LDKを中心としたプランを用意。26年1月初旬に帯広駅前でマンションギャラリーのオープンを予定している。
 鉄骨造10階建てのホテルは、地元の素材を生かしたデザインや地域文化を映すアートを取り入れるほか、サウナも用意する。

 商業施設は3棟の建設を予定。住居やホテルと隣接する形で、日常生活に即した小売店・サービス施設を設ける。パブリックスペースでは、週末のイベントやマルシェの実施を検討している。

 28年春に開業予定。


最新刊のお知らせ

2025年11月号

再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は? ご購読はこちら