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既存マンション価格天気図、「晴」22地域で最多

 (株)東京カンテイは27日、2025年9月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が22地域(前月19地域)、「曇」が11地域(同5地域)と、いずれも増加。「雨」は2地域(同4地域)、「薄日」は7地域(同12地域)、「小雨」は5地域(同7地域)と減少した。

 天気が改善した地域は15地域(10地域)に増加。横ばい(24地域、同28地域)と悪化(8地域、同9地域)はいずれも減少した。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは13地域(同18地域)に減少。前月と比較可能で事例数が10以上の全国516市区町村のうち、44.2%に当たる228都市で価格が下落しており、前月の231都市(44.9%)からエリア数、割合ともにやや減少している。


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