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ESR、600億円規模の物流ファンドを設立

 ESR(株)は30日、マルチテナント型物流施設「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター」(大阪府藤井寺市、同松原市)を投資対象とした国内ファンドを、国内の主要大手投資家7社と設立した。

 出資した企業は、三菱HCキャピタルリアルティ(株)、ダイビル(株)、リコーリース(株)、大成有楽不動産(株)、第一リース(株)、小田急不動産(株)ほか1社。私募取扱業者は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)。出資総額は150億円で、銀行融資を含めたファンド規模は約600億円。運用期間は5年を予定。

 同物流施設は、2017年3月竣工。鉄骨造5階建て、延床面積は約17万7,500平方メートル。4つの高速道路(西名阪自動車道・阪神高速・近畿自動車道・阪和自動車道)の合流点である「松原」JCTが至近。また、敷地内で飼育するヤギによる雑草処理を通じてCO2削減に取り組むなどユニークな活動も行なっている。

 ESRが国内投資家と組成したファンドは3件目となる。


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