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不燃公社が説明会。「公社ならではのまちづくりに尽力」

業務説明会開催後の懇親会で参加者に感謝の弁を述べる藤原理事長

 (一財)首都圏不燃建築公社は30日、明治記念館(東京都港区)で令和7年度の業務説明会を開催。ディベロッパー、ゼネコン、金融機関などから約400人が参加した。

 挨拶に立った同公社理事長の藤原健朗氏は、「人手不足、不動産価格・工事費の高騰などの厳しい事業環境だが、DXへの展開、新規分野へのチャレンジなどにも取り組みながら、災害に強い安全安心・快適なまちづくりの実現に向けて、全身全霊をかけて取り組む」と述べた。

 説明会では、理事の塚原成利氏から、これまで22地区が完成、現在14地区の事業を推進しているメイン事業の「市街地再開発事業」のほか、「防災街区整備事業」「公民連携事業」「建設譲渡事業」「まちづくり調査支援事業」と、それぞれの事業について、実績と現在の進捗、今後の予定等について紹介。「引き続き不燃公社ならではのまちづくり貢献事業を行なっていく」と述べた。

 続いて、人間性脳科学研究所所長で武蔵野学院大学・大学院教授の澤口俊之氏が、「ビジネスマンが真に伸ばすべき脳力とは何か」をテーマに講演。「HQ」(人間性知能)と幸福感、仕事の能力などとの相関性、それを高めるための手法などについて解説した。


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