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9月の新設住宅着工戸数、6ヵ月連続の減少

 国土交通省は31日、2025年9月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万3,570戸(前年同月比7.3%減)、新設住宅着工床面積は488万4,000平方メートル(同6.5%減)と、いずれも6ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は72万8,000戸(前月比2.4%増)と、先月の減少から再び増加した。

 利用関係別では、持家が1万8,273戸(前年同月比5.6%減)と6ヵ月連続の減少。貸家は2万8,494戸(同8.2%減)、分譲住宅は1万6,428戸(同8.3%減)。分譲住宅のうち、マンションは6,121戸(同20.0%減)、戸建住宅は1万70戸(同0.4%減)と、いずれも6ヵ月連続で前年同月を下回った。

 三大都市圏別では、首都圏が総数2万3,009戸(同8.1%減)。内訳は持家4,008戸(同0.9%減)、貸家1万1,746戸(同8.1%減)、分譲7,164戸(同11.9%減)。中部圏は総数6,924戸(同3.0%減)で、持家2,665戸(同5.9%減)、貸家が2,423戸(同2.7%減)、分譲1,827戸(同1.4%増)。近畿圏は総数1万873戸(同11.3%減)、持家2,593戸(同4.5%減)、貸家5,464戸(同5.3%減)、分譲2,800戸(同25.5%減)だった。


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