立石駅北口地区市街地再開発組合と、同組合の参加組合員である東京建物(株)、旭化成ホームズ(株)、(一財)首都圏不燃建築公社は4日、同組合施行の「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)の東西地区新築工事を1日に着工したと発表した。
施行区域面積は約2.2ha。京成押上線の連続立体交差事業と合わせ、区の中心部にふさわしいまち並み等を整備する。同線「京成立石」駅北口の交通広場(駅前広場)の新設、交通広場を挟んで東・西街区に葛飾区役所を中心とした業務棟と、住宅と商業施設からなる住宅棟を整備する予定。緊急車両がスムーズに通行できる街区の整備を通じて、まちの防災性向上に貢献する。
西街区の住宅棟は、敷地面積約7,130平方メートル、延床面積約8万2,000平方メートル、地上36階地下2階建て、高さ約125m。商業施設と710戸の住戸を計画している。
東街区の業務棟は、敷地面積約4,660平方メートル、延床面積約4万1,400平方メートル、地上14階地下3階建て、高さ約75m。葛飾区庁舎、店舗、公益的施設等を整備する。交通広場は広さ約3,410平方メートル。
竣工は、2029年度を予定。