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日本ハウズイング、東南アジアでの事業領域拡大へ

 日本ハウズインググループは4日、ベトナムの大手ディベロッパーとベトナム・ホーチミン市で不動産管理を行なう合弁会社を設立すると発表した。

 合弁契約を締結したPhu My Hung Development Corporation グループ(以下、「PMHグループ」)は、ベトナムを代表する不動産ディベロッパー。ホーチミン市7区で約409haに及ぶ大規模な「フーミーフン新都市」の開発を主導している。

 ベトナムの建物管理市場へ本格的に進出することで、東南アジアにおける事業領域の拡大と新たなノウハウの蓄積につなげていく。併せて、同社グループ全体のブランド価値向上を目指す。
 11月中に設立する予定で、資本金は約9,000万円。出資比率は、PMHグループ51%、同社グループ49%。

 新設する合弁会社では、同社グループが日本と台湾で培ってきた管理ノウハウやネットワークを活用し、ベトナム市場に最適化した高品質な建物管理サービスを提供していく。また、管理技術の提供や人材教育を通じて、現地のサービス品質の向上と持続可能な運営体制の構築も目指す。

 事業の第1弾として、PMHグループが開発し、12月に入居開始予定のマンション「Aurora」の管理業務を行なう。将来的には「フーミーフン新都市」の商業施設、ホテル、インターナショナルスクール、近接エリアの他社開発案件へも管理対象を拡大していく計画。


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