三井不動産(株)および福岡地所(株)は5日、「(仮称)三井アウトレットパーク福岡」(福岡市西区)を着工したと発表した。
計画地は、福岡市地下鉄空港線「姪浜」駅から車で約5分の「マリノアシティ福岡」跡地。敷地面積約8万5,200平方メートル、延床面積約11万7,800平方メートル。「マリノアシティ福岡」のアウトレット棟を建て替えるとともに、一部既存建物をリニューアル・再活用する。商業棟・新築の延床面積は約4万3,800平方メートル、鉄筋コンクリート造地上2階建て。既存リニューアルは約2万4,700平方メートル、鉄骨造地上4階建て。
インターナショナルブランドからセレクトショップ、アウトドア、キッズまで幅広いアウトレット店舗に加え、飲食ゾーンなど約200店舗を揃える。海辺の環境を生かした広場には、イベント利用可能なステージを設置。新築建物には太陽光パネルの設置や高効率設備の採用、省エネアイテムの導入等により、CO2排出量の削減をはじめとしたESG課題の解決に取り組んでいく。
開業は2027年春の予定。