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世田谷で木造の有料老人ホームを着工/地所レジ他

「(仮)チャームプレミア桜新町」外観

 三菱地所レジデンス(株)、(株)チャーム・ケア・コーポレーション、三菱UFJ信託銀行(株)は5日、木造の介護付有料老人ホーム「(仮)チャームプレミア桜新町」(東京都世田谷区、居室数62室)を9月25日に着工したと発表した。

 東急田園都市線「桜新町」駅徒歩10分に位置。敷地面積2,508.21平方メートル、延床面積3,368.27平方メートル、木造地上3階建て。

 同施設の木材利用による炭素貯蔵量は667.1t-CO2で、一般家庭約145世帯の年間CO2排出量に相当。木材特有の調湿機能、断熱性により、心身の健康に良好な効果をもたらし、入居者・就労者のwell-beingの向上につなげる。2×4工法を採用し、共用部で柱の位置を最適化、強固な梁を採用することで、開放感のある大間口・大空間を実現。高性能遮音床により上下階の遮音も行なう。

 建物の外装材には一部天然木を用い、軒裏に大きな傾斜を設けて陰影と奥行きを強調。室内は全面的にフローリング張りとし、壁や天井には天然木の突板クロスを採用することで、木のぬくもりを感じられる空間とする。

 竣工は2026年11月末、開業は27年1月の予定。


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