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パナソニックH、沖縄限定の新分譲地ブランド

「パークナードテラス結の宙 読谷村」のまち並みイメージ

 パナソニック ホームズ(株)は7日、沖縄県限定のコンセプト導入型分譲地ブランド「パークナードテラス結の宙(ゆいのそら)」を立ち上げた。

 これまで同社は同県内でコンセプト型の分譲地開発は行なっていなかった。近年、戸建持ち家が増加傾向ということもあってまちづくりに力を入れるべく、同ブランドを立ち上げた。同ブランドのもとで開発する分譲地は、「エコロジー」「コミュニティ」「ウェルビーイング」という3つのコンセプトを取り入れてまちづくりを行なう。

 エコロジーの面では、全戸に太陽光発電システムと蓄電池を搭載したZEH仕様。発電した電力を蓄電するのと同時に電気自動車に給電することも可能。また外壁に光触媒タイル「キラテック」を採用することで、メンテナンスの手間も軽減した。
 コミュニティに関しては、「沖縄ならではのご近所付き合い文化」を重視。街区内の石張り仕上げなどまち並みに統一感を演出するほか、共有の緑地を街区内に設置することで、住民のコミュニケーションを促進する。また、ウェルビーイングについては、珪藻土石膏ボードによる調湿や、先進設備による空気清浄化などを進めていく。

 新ブランド初弾の「読谷村(よみたんそん)」(沖縄県中城郡読谷村、総区画数11区画)は、沖縄バス「大湾」バス停徒歩13~14分。開発面積は2,670平方メートル。現在は建築条件付き宅地分譲2区画と建売2区画で構成し、条件付きは土地面積163.02平方メートルと214.87平方メートル、販売価格は1,570万円、1,690万円。建売は土地面積177.63平方メートルと196.67平方メートル、軽量鉄骨平屋建てと2階建て、間取りは共に3LDK。販売価格は5,705万円と5,735万円。11月中に竣工予定。


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