(株)共立メンテナンスは7日、2026年3月期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~9月30日)は、売上高1,195億6,200万円(前年同期比7.4%増)、営業利益112億6,900万円(同6.1%増)、経常利益119億5,300万円(同6.6%増)、当期純利益87億7,800万円(同13.6%増)となった。
寮事業は4月に12事業所1,364室を開業し、期初稼働率は97.4%(同0.4ポイント増)でスタートした。岡山や高松、徳島といったエリアで新規事業所をオープンすると共に、岡山に支店を開設して営業を強化した。セグメントの売上高は289億8,400万円(同5.6%増)だったが、運営コストの上昇や開業費の増加などで営業利益は30億7,000万円(同4.2%減)と増収減益となった。
ホテル事業は売上高721億2,100万円(同6.2%増)、営業利益103億3,000万円(同9.2%増)の増収増益。積極的な販売活動や価格適正化によって高稼働・高単価で推移した。
総合ビルマネジメント事業は売上高99億2,000万円(同0.6%減)、営業損失5,800万円(前年同期:営業利益9,400万円)。前期に大型案件があったことによる反動減と、人件費の増加が響いた。デベロップメント事業は売上高53億8,000万円(同58.2%増)、営業利益4億1,700万円(同1,054.4%増)となった。
通期業績については売上高2,740億円、営業利益250億円、経常利益250億円、当期純利益180億円を見込む。