阪急阪神不動産(株)は10日、カナダでの賃貸マンション開発事業「(仮称)241church プロジェクト」(オンタリオ州トロント市、総戸数591戸)に参画することを発表した。
同社の現地法人Hankyu Hanshin Properties Canada Corp. を通じ、カナダの不動産ディベロッパー・Graywood Developments LPと共同で進める。
住宅の供給不足が指摘されるトロント都市圏の中でも、計画地はトロント市の中心部にあり、商業施設や病院などがそろう生活利便性の高いエリア。周辺にはビジネス街や2つの大学が位置することから、都心部への通勤者に加え、学生からの賃貸住宅需要も期待できる。敷地面積は1,348平方メートル、専有面積は3万6,547平方メートル。竣工は2027年度の予定。
なお、同社がカナダでプロジェクトに参画するのは、マンション分譲事業「Claystone プロジェクト」(24年12月参画)に続き2回目。賃貸マンション開発への参画は今回が初めて。