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NTTUD、京都の小学校跡地にカペラホテル

唐破風屋根が特徴の「カペラ京都」中庭

 NTT都市開発(株)とNTT都市開発ホテルマネジメント(株)は10日、ホテル「カペラ京都」(京都市東山区、総客室数89室)の概要を発表した。

 明治2年に創設された元新道小学校跡地を再開発したホテル。シンガポールを拠点とするラグジュアリーブランド「カペラ」の日本初進出となる。
 京阪本線「祇園四条」駅徒歩4分、阪急電鉄京都線「京都河原町」駅徒歩8分に立地。敷地面積約4,000平方メートル。地上4階地下2階建て、延床面積約1万5,700平方メートル。事業主はNTT都市開発、経営はNTT都市開発ホテルマネジメント。運営はカペラホテルグループが行なう。

 デザインは隈研吾建築都市設計事務所が監修。建物には、「しめ縄」から発想を得たアートをエントランスに設置。ホテルと一体で開発した宮川町歌舞練場に見られる「唐破風屋根」の意匠を中庭に取り入れた。小学校校舎で使用していた建材も再利用している。
 共用部には3つの温泉ルームを設置したスパや、和食レストラン等を設置。客室は広さ50~206平方メートル、11タイプ。スイートルームの中には温泉を備えた部屋も設ける。

 開業は2026年春の予定。


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