野村不動産ホールディングス(株)と野村不動産パートナーズ(株)は11日、管理マンションでの家庭用廃食用油の回収を開始すると発表した。
バイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料の原料等となる廃食用油は、処理に手間がかかる等の課題があり、多くの家庭で資源として再利用されていないのが現状。同社グループでは、マンションの分譲から管理までを一貫して行なう事業特性を生かし、野村不動産パートナーズが管理を受託するマンションで使用済み食用油回収の取り組みを開始する。
2024年よりアールイー(株)と連携し、実証実験を実施。回収専用ボックスの設置の安全性等を確認してきた。
まず首都圏のマンション8物件へ導入。順次回収を進めていき、今後は首都圏の大規模マンションの管理組合向けにも導入を提案していく。