東急(株)は11日、2026年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~9月30日)は、営業収益5,189億8,600万円(前年同期比1.2%減)、営業利益588億8,000万円(同9.9%減)、経常利益701億4,600万円(同5.6%増)、中間純利益562億3,600万円(同13.7%増)。東急リアル・エステート投資法人の投資口追加取得で、第2四半期から持分法適用の対象となり、負ののれん相当額を計上したため、中間純利益は増益となった。
不動産事業は、前年同期に大規模物件の販売があったことから、当期は引き渡し物件が46戸(同290戸減)と大きく減少。営業収益1,154億円(同10.9%減)、営業利益223億円(同22.5%減)の減収減益となった。オフィス空室率は3.6%(同0.7ポイント低下)。
通期では、営業収益1兆850億円、営業利益1,040億円、経常利益1,154億円、当期純利益840億円を見込む。