野村不動産ホテルズ(株)は12日、運営する「ノーガホテル 清水 京都」(京都市東山区、総客室数207室)が、人口減少問題解決に向けた専用宿泊プランの販売を開始したと発表した。
京都市東山区役所とともに取り組む人口減少対策プロジェクト「お試し居住プログラム『UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA』」の一環。同プロジェクトは、社会課題の解決を目的に、東山区役所、(株)ニシザワステイ、同ホテルの3者による公民連携の社会実験として、2023年に始動した。
専用宿泊プラン「住んでこそ!東山 お試し居住プラン」では、豊かな自然や文化遺産、伝統産業に恵まれた東山区に滞在しながら、ホテルのコンシェルジュがまち歩きや伝統工芸職人との交流など、地域ならではの体験をコーディネート。同プランを通じて、自然や歴史、地域コミュニティとの触れ合いを楽しみながら、東山区でのリアルな暮らしを体験することができる。
これに加えて、移住後の暮らしに関する不安や疑問について、東山区役所職員と直接対話できる機会を提供。将来的な移住・定住のきっかけを創出し、地域への関心を高めることで、新たな人の流れを生み出し、人口増加と地域活性化に貢献することを目指す。
京阪電車「清水五条」駅徒歩7分に立地。敷地面積約2,514平方メートル。延床面積8,966平方メートル。客室タイプはダブルまたはツイン。宿泊費用は3泊4日・大人1~3名で1室6万円~(税・サービス料込み)。