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別府駅近くでホテル開発。27年夏開業

「kokonoyu 別府」外観イメージ

 東京建物(株)とミサワホーム(株)は13日、天然温泉ホテル「kokonoyu(ここのゆ)別府」(大分県別府市、総客室数150室)を着工した。

 ポラリスグループのホテルブランド「KOKO HOTELS」の新サブブランド「kokonoyu」の第1号店として開発。東京建物とミサワホームが事業主となり、ポラリスの連結子会社である(株)フィーノホテルズが運営する。ポラリスグループとしては、大分県初のホテルとなる。

 JR日豊本線「別府」駅徒歩3分、大分空港まで車で約60分に立地。これまで宿泊施設の供給が限定的だった「別府」駅西口至近に開発する。敷地面積は約1,960平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て。延床面積は約7,475平方メートル。

 温泉入浴や旅館への宿泊といった日本独自の体験を求める訪日外国人が多いことや、日本人にも日本的な空間を求めるニーズが高まっていることから、日本の温泉文化を体験できるホテルとして、心身を癒す温泉や地元料理などを提供する。

 最上階には屋上露天風呂付き天然温泉大浴場を備え、露天風呂からは別府湾を一望できる。客室はツイン(131室、約26~53平方メートル)・ダブル(19室、約21~26平方メートル)を中心として全13タイプを用意。少人数から家族・グループ旅行にも対応する。

 竣工は2027年5月を末日、開業は同年夏ごろの予定。


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