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内幸町1丁目の再開発、民間都市再生事業計画に認定

完成イメージ

 国土交通省は14日、国土交通大臣により「(仮称)内幸町一丁目街区開発計画(中地区)」を特定都市再生緊急整備地域における優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表。

 敷地面積は2万1,656.36平方メートル、地上48階地下6階建てと地上2階建ての建物の計2棟の建物を建設する。事業者は、NTT都市開発(株)と東京電力パワーグリッド(株)。
 日比谷公園に面した街区特性を生かし、駅、まち、公園等をつなぐ結節空間や道路上空公園の整備により、回遊性・利便性の高い歩行者ネットワークを形成する。また都市OS(情報基盤)等を活用したビジネスサービス創造支援機能の整備、国際競争力の向上等に資する宿泊施設・国際迎賓文化交流機能の整備、防災支援機能として災害時一時退避スペースや帰宅困難者一時滞在スペースも確保する。
 さらに、重要インフラの更新や街区内に整備されたエネルギーセンターから電力・熱供給を受けることで、エネルギー利用を効率化し、環境負荷の低減を図る。

 12月1日着工、2037年竣工、39年事業完了予定。


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