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純利益が1,000億円超え/オープンHG25年9月期

 (株)オープンハウスグループは14日、2025年9月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年10月1日~25年9月30日)は、売上高1兆3,364億6,800万円(前期比3.1%増)、営業利益1,459億3,300万円(同22.5%増)、経常利益1,394億9,100万円(同16.0%増)、当期純利益1,006億7,000万円(同8.3%増)。

 戸建関連事業については、売上高6,713億3,900万円(同2.8%増)、営業利益695億700万円(同36.9%増)。同社グループの事業エリアにおける戸建て需要の回復に加え、前期に行なった在庫入れ替えが奏功。売上高・売上総利益率が改善した。

 マンション事業については売上高688億1,000万円(同22.9%減)、営業利益80億4,700万円(同24.5%増)。用地・資材価格の高騰を受け、用地仕入れの意思決定をより慎重に行なったものの、販売は順調に推移したことで売上総利益率は改善した。

 収益不動産事業は、賃貸マンション・オフィスビル等への高い需要を背景に、売上高2,184億2,000万円(同5.9%減)、営業利益は231億9,600万円(同31.4%増)となった。また、アメリカ不動産事業を含む「その他」のセグメントでは、富裕層の資産分散を目的に米国不動産への投資需要が高水準で推移したことから、売上高1,511億1,100万円(同24.5%増)、営業利益157億4,300万円(同41.0%増)となった。

 次期(26年9月期)については売上高1兆4,850億円、営業利益1,700億円、経常利益1,600億円、当期純利益1,120億円を見込む。


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