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若松二丁目住宅マンション建替組合および、参加組合員である野村不動産（株）、三井不動産レジデンシャル（株）、旭化成ホームズ（株）、日鉄興和不動産（株）は17日、同組合が施行する「若松二丁目住宅マンション建替え事業」（千葉県船橋市）を10月31日に着工したと発表した。
1969年竣工の「若松二丁目住宅」（鉄筋コンクリート造地上5階建て、総戸数576戸）は、建物の老朽化やガス、上下水道、電気といったインフラの劣化、バリアフリー基準への不適合などさまざまな問題が生じており、2007年ごろから管理組合内で建て替えの検討を進めてきた。12年に建替え推進決議を可決し、14年に事業協力者を選定し本格的に建て替え検討を推進。23年3月に一括建替え決議が成立し、12月に建替組合を設立した。
工期は2期に分け、先行工区竣工は28年度の予定。
なお、「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」を利用した建替え事業において、従前戸数576戸は千葉県内で過去最大規模となる。