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阪急阪神不、東京・田町で中規模オフィス第4弾

「SUITE田町」完成イメージ

 阪急阪神不動産(株)は19日、中規模オフィス「SUITE(スイテ)田町」(東京都港区)に着工したと発表した。同社が2023年10月から展開している「SUITE」シリーズの第4弾。

 都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩2分、JR各線「田町」駅徒歩4分に立地。敷地面積は約540平方メートル。鉄骨造地上13階建て、延床面積は約4,160平方メートル。

 第一京浜道路に面していることや、多様な業種や産学連携拠点が多く存在する立地特性を生かし、開発コンセプトを“多面性の合流点”に設定。多様な機能・価値観が混ざり合うオフィスビルを計画した。

 3つの道路に面する外観は、接道ごとに異なるファサードとし、多面性を表現するとともに視認性を高める。コクヨ(株)とタイアップし、すべてのオフィスフロアに会議室や受付、オフィス什器をあらかじめ備えた「フルセットアップオフィス」仕様を採用する。入居テナントのニーズに応じ、オフィスの一部にデザインを選択できる「Your Space」を導入。「Studioプラン」「Loungeプラン」「Livingプラン」の3つのパターンを用意した。

 エントランスホールには、来訪客との待ち合わせやソロワークに利用できるカウンターや、ソファ席のあるスペースを設置。入居テナント専用の貸会議室も設けた。屋上には東京タワーを望めるワーカー専用のテラスを設け、ワークスぺ―スとしてもリフレッシュスペースとしても利用することができる。

 竣工は27年春の予定。


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