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Re-Seed、東京都昭島市の商業施設に出資

「モリタウン」外観

 (一社)環境不動産普及促進機構(Re-Seed機構)は20日、アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド(APLJ)がアセット・マネージャーを務めるSPCが購入する商業施設「モリタウン」(東京都昭島市)に対し、CASBEE-不動産Aランク取得を前提とする匿名組合出資40億円を実行したと発表した。同機構とAPLJは2023年9月、大規模商業施設の環境改修およびバリューアップを前提とした共同投資の枠組みについて合意している。

 同商業施設は、1991年に開業した地域密着型ショッピングセンター。今回、屋上や外壁の防水補修を行なうとともに、施設緑化、リサイクル材の採用等によりCASBEE-Aランクを取得。加えて、空調・換気・照明等の設備改修によるエネルギー消費削減を行なう。ソフト面でも、食物販の充実、テナント再配置などで機能向上を目指す。

 SPCへの投資は、同機構の出資とあわせ、ESG投資を支援する(株)みずほ銀行、大栄不動産(株)等も共同投融資へ参画する。


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