(株)And Doホールディングスは20日、「グランドメルキュール札幌大通公園」(札幌市中央区)で19回目となる「ハウスドゥFC全国大会」を開催した。
冒頭、同社代表取締役社長の冨永正英氏が挨拶し、過去1年を振り返り「第一生命ホールディングス(株)との資本業務提携」「リバースモーゲージの躍進」などのトピックについて紹介。「不動産業と保険業は親和性が高い。現在、さまざまな視点から協業を検討している。リバースモーゲージ保証についても6月時点で保証残高は250億円に達した」などと述べた。また、今後の展望についても「選択と集中を進める。FC事業、不動産販売事業、リバースモーゲージ保証といった成長事業に人員・資本を集中させる。事業を通じて、加盟店との関係強化に努めていきたい」などと話した。
その後、ハウスドゥチェーン代表の安藤正弘氏が講演。2030年度の売上高800億円、営業利益80億円を目指し、冨永氏も言及した成長事業への積極投資などについて語った。「金利上昇が見込まれる中で、業界の淘汰が進むと予測している。会社数が減ることで、生産性がアップし、賃金も上昇していくだろう」などと話した。
その後、(株)マネースクエアのチーフ・テクニカルアナリストの宮田直彦氏らゲストの講演やミニコンサート、加盟店による営業ラリー「ハウスドゥコンペティション」の表彰などが行なわれた。表彰では、店舗総合ランキングではハウスドゥ東浦・阿久比(愛知県知多郡東浦町、(株)エネチタ)が3年連続の1位となった。