横濱市不動産のれん会は20日、「ハイアットリージェンシー横浜」(横浜市中区)で創立35周年記念式典と祝賀会を開催。会員に加え、内閣府大臣政務官・復興大臣政務官を務める衆議院議員の古川直季氏や、横浜市長の山中竹春氏ら約150人が出席し、盛会となった。
式典では、(公社)2027年国際園芸博覧会協会事務次長の小池政則氏が1年半後に迫った国際園芸博覧会(グリーンエキスポ)について講演し、開催の狙いや、開催後の土地利用に至るまでさまざまな視点で説明。「今回のテーマは『幸せ創る明日の風景』。SDGsの目標年である30年までわずかに迫る中で、われわれに何ができるのかをしっかり考えていきたい」などと語った。
その後の祝賀会の冒頭で、同会で共同代表を務める(株)大藤不動産代表取締役社長の戸熊敦哉氏が挨拶。「当会は、横浜博覧会が行なわれた翌年の1990年に37社で設立。みなとみらいの発展と共に歩んできた。人と人とのつながりや、人を育てる場所として、今後も会員が切磋琢磨して成長・実力を高めていきたい」などと話した。
さらに来賓の挨拶ののち、東京都不動産のれん会統括の品田守敏氏が「バブル崩壊の苦しい時代においては、任意団体の親睦会を続けられたことに敬意を表したい。東京都不動産のれん会も厳しい時代を乗り越え、会員間の取引件数が200件を超えている。ぜひ東京とも情報交換や共有を進め、お互いに発展していきたい」と乾杯の音頭を取った。
会の最後には、共同代表で(株)プロフィット・ワン代表取締役の大貫利一氏が「私の本業は税理士だがこの輪に加わり、代表まで務めさせていただいているなど、本当に素晴らしい会。今後、より発展させて創立50年、100年を目指していきたい」と締めくくった。