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米国カリフォルニア州で学生向け賃貸住宅の開発に参画

「Campanile at SDSU」外観イメージ

 関電不動産開発(株)、東京建物(株)は25日、米国カリフォルニア州の学生向け賃貸事業「Campanile at SDSU」(同州サンディエゴ市、総戸数310戸、605ベッド)の開発に参画すると発表した。両社にとって初の学生向け賃貸住宅開発事業。

 両社それぞれの米国現地法人であるKanden Realty&Development America LLCとTokyo Tatemono US Ltd.を通じ、米国の賃貸住宅ディベロッパーGreystar社と共同で開発。

 開発地はサンディエゴトロリー グリーンライン線「SDSU」駅から徒歩5分、サンディエゴ州立大学(SDSU)メインキャンパスの入口に近接。敷地面積約7,525平方メートル。建物は1階が鉄筋コンクリート造、2~6階が木造。延床面積は2万3,283平方メートル。

 共用施設として、ラウンジ、フィットネスセンター、プール、ドッグスパ、スタディールームなどを設ける。また、屋上には太陽光発電設備を設置し、発電した電力を共用部で利用すると共にEV充電設備73基を備えた駐車場(全139区画)も配備。環境にも配慮した物件とする予定。

 8日に着工しており、竣工は2028年6月を予定。


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