国土交通省は26日、「不動産情報ライブラリ」において防災情報APIの配信を開始したと発表した。
同ライブラリは、不動産に関する多様なオープンデータを利用者のニーズに応じて地図上で重ねて表示するほか、API配信によって民間事業者等とのシステム連携を可能とした同省運営のサービス。2024年4月にサービスを開始している。
今回は、これまで地図表示のみ可能だった洪水浸水想定区域(想定最大規模)、土砂災害警戒区域、津波浸水想定、高潮浸水想定区域、指定緊急避難場所の5つの防災情報について、APIでの提供を開始。これにより、地図表示可能な防災情報は、すべてAPIで取得可能となる。
APIでのデータ提供開始により、利用者のシステムにおいてデータの表示や解析などの利用が可能となるなど、官民のシステム・サービスでの活用が容易となる。