(株)東京カンテイは27日、2025年10月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
同月は、「晴」が18地域(前月22地域)、「雨」が1地域(同2地域)、「曇」が9地域(同11地域)といずれも減少。「薄日」は11地域(同7地域)、「小雨」は8地域(同5地域)と増加した。
天気が改善した地域は9地域(同15地域)に減少。横ばいは24地域(同変化なし)で変わらず、悪化は14地域(同8地域)に増加した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは18地域(同13地域)に増加。前月と比較可能で事例数が10以上の全国515市区町村のうち、42.5%に当たる219都市で価格が下落しており、前月の228都市(44.2%)からエリア数、割合ともにやや減少している。