国土交通省は11月28日、2025年8月の法人取引量指数(試験運用)を公表した。登記データを基に、法人が取得した既存建物(住宅・非住宅)の移転登記量を加工・指数化。既存住宅販売量指数と集計方法を統一し、比較できるようにするため、マンションは床面積30平方メートル未満の数値を含んだものと除いたものとを併用して公表している。数値は季節調整値。
10年平均を100とした当月の法人取引量指数(戸建住宅・マンション〈床面積30平方メートル未満の数値を含む〉・非住宅)は、272.3(前月比3.8%減)。うち、マンションの床面積30平方メートル未満の数値を除いた法人取引量指数は275.0(同4.4%減)だった。
住宅合計(戸建て・マンション〈床面積30平方メートル未満の数値を含む〉)は298.1(同3.6%減)。うち、床面積30平方メートル未満のマンションを除いた住宅合計は306.4(同4.6%減)だった。
戸建住宅は346.7(同3.8%減)、マンション(区分所有)は255.2(同4.8%減)、マンション(30平方メートル未満除く)は258.1(同5.1%減)、非住宅は226.0(同3.8%減)。
都市圏別の法人取引量指数は、南関東圏249.7(同6.1%減)、名古屋圏301.9(同1.7%増)、京阪神圏291.6(同1.7%減)。東京都は245.8(同5.5%減)だった。