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首都圏新築小規模戸建て価格、4ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは8日、2025年11月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,641万円(前月比5.1%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が7,061万円(同6.2%下落)と5ヵ月ぶりに下落。神奈川県は4,980万円(同3.5%上昇)と上昇した。千葉県は4,569万円(同1.1%上昇)と前年同月を上回り、埼玉県は4,530万円(同3.4%上昇)と連続で上昇した。

 近畿圏の平均価格は3,994万円(同1.1%下落)と3ヵ月ぶりの下落となった。主要府県別では、大阪府は3,884万円(同1.0%下落)と、3ヵ月連続で下落した。兵庫県は4,547万円(同2.2%上昇)と3ヵ月連続上昇。京都府は3,756万円(同11.2%下落)と、前月の反動で大幅に下落した。

 中部圏は4,585万円(同9.3%上昇)と、最高価格を更新。愛知県も4,629万円(同7.1%上昇)と続伸し、14年4月の集計開始以降の最高価格となった。


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