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積水ハウス、共同建築事業で10社と提携

 積水ハウス(株)は9日、全国の地場住宅業者との共同建築事業「SI事業」において、新たに遠州鉄道(株)(浜松市中央区、取締役社長:丸山晃司氏)、大賀建設(株)(さいたま市大宮区、代表取締役社長:須賀 亮氏)と提携したと発表。遠州鉄道は12月より、大賀建設は2026年1月よりそれぞれ事業を開始する。

 遠州鉄道は、「遠鉄ホーム」のブランド名で、30年余にわたり静岡県で戸建住宅5,500棟余を供給。同県は南海トラフ地震の想定震源域に近く防災への備えが重要な地域であることから、今回の提携により、さらなる良質な住宅供給を目指す。

 また、大賀建設は「アルネットホーム」のブランド名で、創業から46年で累計1万棟以上の注文住宅を供給している地元密着のハウスメーカー。今回の提携で、安全性と快適性を両立した新たな選択肢を提供する。

 SI事業は、積水ハウスがスケルトン部分の基礎、躯体、接合部を担い、子会社の積水ハウス建設(株)が施工。インフィル部分の外装や内装はパートナー企業が担う。地域特性に沿った提案をすることで地域密着型の顧客対応が可能となる。 

 今回の提携で、同事業のパートナー企業は10社となる。


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