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家を広く見せる工夫1位は「勾配天井」/オープンH

 (株)オープンハウスグループは9日、「住空間を広くする・広くみせる設計の工夫」に関するアンケート調査結果を発表した。(株)オープンハウス・ディベロップメント、(株)オープンハウス・アーキテクト、(株)ホーク・ワン、(株)メルディアの設計士192人を対象に、実際に行なっている工夫25項目をピックアップ。その中での1~3位を調査し、ポイント加算方式で順位を決定した。調査期間は9月6~22日。

 1位は「勾配天井」(428ポイント)。「構造的な間取りへの影響は少なく、3次元的に広い空間を実現できる」「未活用の空間を利用できる」といった理由で評価を集めた。2位は「吹き抜け」(393ポイント)で、「開放感、上とのつながりが感じられて気持ちが良いと複数の顧客にいわれたことがある」「高窓により光量も増大するので広く明るく感じる」などのコメントが上がった。3位は「大開口窓」(211ポイント)。理由は、「内外の境目を無くし、空を見せることで開放感を演出できる」など。4位は「スケルトン階段」(202ポイント)、5位は「折り上げ天井」(121ポイント)だった。

 なお、「物理的視点」(実際に気積や床面積が増え空間が拡大する)に絞ると、「階段下トイレ」が5位にランクイン。「心理的視点」(物理的な面積は変わらず光や視線の動きなどを活用し空間を広く感じさせる)では「ハイドア」が5位にランクインした。


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