東京建物(株)と住友林業(株)は10日、米国・カリフォルニア州で賃貸住宅開発事業「Jefferson Porticoプロジェクト」(ロングビーチ市、総戸数272戸)に参画したことを発表した。
東京建物の現地法人と、住友林業子会社のJPIグループを通じて取り組むもので、住友林業アセットマネジメント(株)が同PJのとりまとめ・調整を行なう。両社の米国での協業は4件目となる。
現地の主要な高速道路に近接し、ロサンゼルス国際空港まで車で約30分、国内線の拠点であるロングビーチ空港まで約12分でアクセスできる。ライトレール「5th St」駅まで徒歩5分で、ロサンゼルス中心部にも移動しやすい立地。敷地面積は約6,394平方メートル。建物は8階建てで、低層部の1~3階を鉄筋コンクリート造、4階以上を木造枠組み壁工法で建設する。延床面積は約2万2,498平方メートル。
1~2階を飲食店などの商業施設(約1,750平方メートル)、3階以上を居住エリアとする。専有部はStudioから3BRとし、単身層からファミリーまで幅広く受け入れる。272戸のうち16戸はアフォーダブル住宅とする計画。共用施設にはフィットネスセンターやロングビーチ港が一望できるスカイデッキ、クラブハウス、サウナ、コワーキングペースなどを完備する。
竣工前の2027年9月に賃貸を開始し、竣工は28年3月の予定。