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三井不、首都圏のSC4施設を26年以降リニューアル

「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」外観
「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」外観

 三井不動産(株)は11日、首都圏のリージョナル型ショッピングセンター4施設を、2026年以降順次リニューアルすると発表した。

 4施設は、「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)、「同 アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)、「同 ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)、「同 ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)。

 「ラゾーナ川崎プラザ」は2006年9月28日に開業し、過去2度のリニューアルを実施。今回は過去最大規模のリニューアルとして、26年秋以降、体験型の物販店の誘致、食機能の強化、共用部改修を中心に行ない、リアルタイムのライブ感・ブランドの世界観、スポーツ・エンターテインメントとの連携イベント尾提供する次世代型“体感型”商業施設として再構築を目指す。

 「ららぽーと豊洲」も06年10月5日に開業。12年の店舗入替改装やフードコート新設、20年の商業ゾーン開業を通じ、主にファミリー層から支持される施設へと成長してきた。26年初頭から、共用部の大規模改修やテナントラインアップの強化を行なう。オフィス・商業・ホテルで構成されるミクストユースの施設機能に、スポーツ・エンターテインメントを掛け合わせた新たな体験価値を提供する施設にするとしている。

 同じく06年11月22日開業の「ららぽーと柏の葉」は、これまでに3度の改装と1度の増床を行なってきた。周辺エリアの居住人口・就業人口の大幅な増加に伴う飲食ニーズの高まりを受け、27年春以降のリニューアルは、飲食関連機能の強化を中心に計画。また、共用部の改修により、スポーツ・エンターテインメント連携イベントの積極的な誘致も図っていく。

 「ららぽーと横浜」は07年3月15日に開業し、2度リニューアル。26年春以降、ユーザーニーズを反映したテナントラインアップの強化や、フードコートをはじめとする飲食関連機能の充実、セントラルガーデンや館内イベントスペースのスポーツ・エンターテインメント機能の強化などを実施していく。

「三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉」外観
「三井ショッピングパークららぽーと横浜」外観


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